信用取引は「使える」株の取引方法

証券会社から資金や株を借り、それを元手として株の運用を行うのが信用取引です。一方で、理論的には空売りの損失が青天井であるといった点から、経たをすれば大きな損失を抱えてしまうことになるかもしれない恐い株取引と認識している投資家も少なからずいます。しかし、信用取引は例えば現物買いと組み合わせることで株主優待権をタダ同前で得ることができるなど、運用方法によっては非常に有効に活用することができる利便性が高い取引手法なのです。

株価は信用取引を見て動いている!?

信用取引を行っているにしろ、そうでないにしろ、株取引においては信用取引に関するデータは必ず参照しなければなりません。将来的に株価が上下どちらに動くのかを占う上で非常に重要になる指標が、「信用の買い残・売り残」です。制度信用取引の場合、信用取引の建玉の保有については期限が設定されているため、買い残や売り残が膨らんだ銘柄の決済期限には、その反対売買によって株価が動くという傾向があります。つまり、この買い残・売り残の数値を参考にすれば、将来的な株価動向の傾向がつかめ、利益を出すチャンスが広げられるのです。

逆日歩による金利が懐に入ってくることも

何らかの材料が出て、保有している銘柄が多く空売りされたとします。その際、証券会社が持つ株数よりも空売りされる株数が多くなってしまった場合、その銘柄を保有している人からその株を借り受けて貸し出されることになります。この時に支払われる金利が逆日歩です。一般的に保有している株が空売りされるということは、その銘柄の株価が下がって利益が目減りしてしまうことになりますが、長期保有が前提で多少の株価下落も許容できる場合などは、逆日歩でその損失を補填することが可能です。

信用取引の費用は、日割りの金利及び手数料のふたつです。デイトレ中心のトレーダーは手数料、中長期保有をしたい人は金利を重視しましょう。